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梅と雨と娘と

いつ降るかいつ降るかとなかなか思いきれませんでしたが、やっと一念発起して梅を干しました。すのこに網のせて、一個一個菜箸でそっとのせて、赤紫蘇は水気切って並べて重ならないように。ていねいな作業はあっという間に腕が痛くなったけど、一個一個に想いをかけるのが大事かなぁと信じて、ちまちまを繰り返しましたよ。干してから紫蘇と一緒に氷砂糖に漬けるポタポタ梅と、干し終わればいちおう食べられる普通の梅干しです。数えてみたけどすぐに見失い、正確には把握できませんでした。娘たちにお願いしても気合入れて数えてはくれず、適当でした。二年生の時は頼まずともきっちり数えてくれたのに、やはり何事にも適期はあるのですね。数を唱えるのは二年生が最適との話は真実であったことを示してくれました。あ、てことは来年の二女に期待ですね。

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ざっくりですが、160と200ってとこでしょうか。去年は87やったのでうんと増えたけど、食べだしたらきっとあっという間ですね。更に特大のが17個だけあります。とびきり完熟の梅で作ったとっておきです。

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やれやれと思ってたらパラパラ音がして、雨。やっぱり空を読み違いました。幸いすぐに飛び出して助けたので、全部焼酎消毒してやり直し、というサラッと記載してある悲惨なことにはなりませんでしたが、やきもきさせられてしまいますね。降り続くことはなくまた上がって、また降って、なんだかブランコのような夏の空です。

夏休みに入って、小学生の姉たちもいつも一緒になりました。子供同士で遊んでくれるのは助かるけど、小競り合いが増えてウンザリなことも急増しました。笑ったり怒ったり、こちらもまたブランコです。いつも喧嘩と思っちゃえばやってられないけど、実際はそうでもなく楽しくしてることの方が多くて、頑張ってることも多いですね。上がったり下がったりを繰り返してだんだんだんだん身につけていく良いものを信じてあげなくては、と自分に言い聞かせます。雨にめげちゃいられない。兄弟喧嘩にめげちゃいられない。梅干しはきっとふっくら。仲良しもきっとふっくら。

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